小児眼科・近視進行抑制治療専門サイト
子どもの近視、進行する前に
“抑える”という選択を。
小児眼科のご案内
視力の発達が著しい成長期には、近視の進行だけでなく、斜視や弱視などの目のトラブルを早期に発見し、適切に対応することがとても大切です。
また、毎週水曜日の午後(不定期)には、視能訓練士(CO)による視機能の専門的な検査も実施しています。
精密な検査やご相談をご希望の方は、眼科受付までお気軽にお問い合わせください。
お子さまの目について気になることがありましたら、どんな些細なことでも構いませんので、どうぞお気軽にご相談ください。
お子さまの
近視について
近視とは、目の中に入った光のピントが合う位置が網膜より前になっている状態のことをいいます。
近視のほとんどは眼球が前後に伸びることで起こります。
眼球は体が成長する時期に伸びることが多く、低年齢の頃に速く伸びる可能性があります。
近視は将来の目の病気のリスクを高める可能性があるため、適切に対処することが大切です。
正視眼
軸性近視の眼
近視は進行すると
どうなるの?
成長期に進行する近視を放っておくと、将来的に目の病気のリスクが高まることがわかっています。
近視が進行し「強度近視(高度近視)」になると、眼球が通常よりも長く伸びてしまうため、目の奥の組織が引きのばされて、将来、緑内障や網膜剝離などの視力にかかわる病気になる可能性があります。
こうした病気は視力の回復が難しくなることも多く、一生つき合っていく必要が出てくる場合もあります。
だからこそ、子どものうちから近視の進行を抑えることが、とても大切なのです。
将来の目の健康を守るために、
今日からできること。
近視の進行を
抑えるための生活習慣
外遊び・散歩を習慣にする
1日2時間以上の屋外活動が推奨されています。自然光を浴びることが、近視の進行を抑える効果があるといわれています。学校の行き帰り、公園での遊び、散歩など、できるだけ毎日外で過ごす時間を設けましょう。
近くを見続けない
読書やスマートフォン、パソコンなど、近くを見る作業を長時間続けると、目のピント調節機能に負担がかかり、近視が進みやすくなります。意識して定期的に遠くを見て、目をリラックスさせる習慣をつけましょう。
スマホやゲームの時間を決める
スクリーンタイムは1日1〜2時間以内に。特に小さなお子さんは、スクリーンを長時間見ないよう大人が管理することが大切です。長く使うときは途中に目を休ませる「休憩タイム」を挟むようにしましょう。
正しい姿勢と距離を保つ
目と本・画面の距離は30〜40cmが理想です。寝転んだりうつ伏せのまま読書をしたり、画面を顔に近づけて見ることは目に悪影響を与えます。イスに深く腰掛け、背筋を伸ばし、明るい環境で作業しましょう。
睡眠時間をしっかり確保
子どもも大人も、質の良い睡眠が目の健康に影響します。夜更かしや不規則な生活は、目の成長にも悪影響を与える可能性があります。十分な睡眠をとることも、近視の進行を抑える鍵になります。
年に1回は視力検査・眼科受診を
近視の早期発見・進行のチェックが大切です。とくにお子さまの場合、自覚症状がなくても近視が進んでいることがあります。定期的に視力検査を受け、必要に応じて適切な対応をとりましょう。
当院で行っている
近視進行抑制治療
近視の進行抑制治療の目的は、近視が強くなることを防ぐことで、将来の目の病気のリスクを低下させることです。
主な近視の進行抑制治療法の概要は以下のとおりです。
個人差がありますが、いずれの治療法も、治療をやめると近視の進行が再び早まる可能性があり、10代後半まで続ける必要があります。
低濃度アトロピン点眼治療(リジュセア®ミニ点眼液0.025%)
リジュセア®ミニ点眼液 0.025% は、近視の進行を抑えることを目的とした治療法で、主に日本人の小中学生を対象にその有効性と安全性が確認されています。
この治療は、瞳を広げる作用のあるアトロピンを含む目薬を、毎晩1回、就寝前に点眼することで、近視の進行を抑制します。
発売前に行われた臨床試験では、点眼を行わなかった場合と比べて、小児の屈折値の進行や眼軸長の伸びを有意に抑える効果が確認されています。副作用としては、日中にまぶしさ(霧視)を感じることがありますが、通常は軽度です。
本治療は近視の進行を完全に止めるものではなく、視力を回復させる目的のものでもありません。そのため、近視の程度に応じて眼鏡やコンタクトレンズによる視力矯正が別途必要です。
治療スケジュール・費用
検査後、適応と判断されれば治療開始となります。
副作用等がなく、治療継続に問題なければ、定期的に効果をモニタリングします。
治療に関しては事前予約が必要です。
※ご希望の方は事前に 045-912-1010 にご連絡ください。
| 治療 スケジュール |
費用(税込) |
|---|---|
| 初回 |
診察・検査費用(公的医療保険の対象)+点眼薬費用(4,380円/30本)) 検査項目:視力検査、眼軸長測定、細隙灯顕微鏡および眼底検査 |
| 2回目 (初回から1ヶ月後) |
診察・検査費用(公的医療保険の対象)+点眼薬費用 検査項目:視力検査、眼軸長測定、細隙灯顕微鏡検査 |
| 以降同様 |
2回目の治療以降は3ヶ月毎の定期的な通院 診察・検査費用(公的医療保険の対象)+点眼費用 |
※リジュセアミニ点眼薬による治療は選定療養の対象となります。診察料、検査費用は公的医療保険の対象となりますが、薬剤費用は全額自己負担となります。
オルソケラトロジー
特殊な形状のハードコンタクトレンズを寝ている間に装着し、角膜の形を一時的に平らにする方法です。日中の良好な裸眼視力を得ることとともに近視の進行を抑制します。
毎日、同じレンズを繰り返し長期間使用するため、衛生に気を付けて丁寧に洗浄してレンズを清潔に保つ必要があります。
原則、-4.00Dまでの近視の方が適している治療法です。
※近視進行抑制としては国内未承認です。
多焦点ソフトコンタクトレンズ
小児の近視進行抑制用ソフトコンタクトレンズ(MiSight1day:クーパービジョン社)を使用します。(近視進行抑制として承認を受けているため、検査、診察代は公的医療保険の対象となります。)
近視による視力を補正しクリヤな視界をサポートすると同時に、近視の進行をゆるやかにし、将来の目の健康を守るレンズです。
レンズは1日使い捨てタイプであるため、毎日新しいレンズに交換することで、衛生面の管理がしやすく、感染症のリスクも抑えられます。コンタクトレンズは日中に装用する必要があるため、万が一目の中にごみが入った時など自分で取り外す対応ができる、ある程度自己管理が可能な年齢の方が対象となります。
それ以外に、自費診療にてシード社製1dayPureEDOFの取り扱いもしております。
近視管理眼鏡
近視管理眼鏡とは、子どもの近視の進行を遅らせるために特別に設計された特殊な眼鏡です。光の屈折をコントロールし、網膜の手前や周辺部に焦点を合わせる(近視性デフォーカス)ことで、眼球の無駄な伸びを抑えて近視の進行を遅らせます。
当院では、MiYOSMART(HOYA社)と、Essilor Stellest(Nikon-Essilor社)のレンズを処方します。この眼鏡の処方は、公的医療保険の対象となります。また、眼鏡は指定された眼鏡店での作成が必要です。
よくあるご質問
- 低濃度アトロピン点眼治療は何歳から始められますか?
- 低濃度アトロピン点眼の副作用はありますか?
- 治療をやめると、近視はどうなりますか?
- どの治療法が子どもに合っているかわかりません。どうすればいいですか?
近視進行抑制治療に関する
ご予約・お問い合わせはこちら
【平日】10:00〜13:00/14:30〜17:30
【土曜】10:00〜15:00
休診日:木曜、日曜、祝日

